診療予約システムによる業務フロー変更点

診療予約システムをお探しですか?
それでは、早速はじめましょう!

今回は、診療予約システムを導入することによって、予約受付や来院処理の業務フローがどのように変わるかをまとめてみたいと思います。

診療予約システムは、受付方法によって
A.順番待ちの診療予約システム
B.予約制の診療予約システム
の2種類がありますので、それぞれ説明します。

<順番待ちの病院・クリニックの業務フロー>

1. 当日の受付開始

<リアルの受付>
医院の受付をいつものように開始します。
いつものように患者さんが入ってきます。

<システムによる受付>
診療予約システムでも、自動的にネット順番待ち受付けが開始します。
患者さまがネットから順番待ちエントリーしてきます。

2. 待ち順の管理

待ち順は、診療予約システム上で一元管理します。

ご来院患者を随時、診療予約システムで来院処理し、オンラインで順番待ちをしている人も同様に一元管理します。その後はいつもの業務フローと同じで、並んでいる順番に順次ご案内していきます。

3. ネット順番待ちの患者さんの処理

ネットで順番待ちされている患者さんが来院したら、同様に診療予約システムで来院処理を行います。順番になってもお見えにならない場合は、順番をとばして次の方を案内します。

以上、当たり前ですが、
・ネット順番待ちの方が来院前に順番にエントリーしてくる点
・直接来院される患者さんとオンライン順番待ちの患者さんの一元管理
の部分のフローや仕組みが変わるだけですので、受付スタッフの方も、患者さんも違和感なく利用できるはずです。

なお、先に来院されている患者さんからすると、ネット順番待ちをしていて後から来院される患者さんに順番を抜かされているように見えるかもしれません。このような場合を想定して、受付で「ネットで順番待ちしています」と言っていただくか、「ネットで順番待ちですね」と受付スタッフが伝えることで、先にご来院の患者さまにもご理解をいただくなどの運用も考えられます。要するに周りにも聞こえるように復唱して、認知していただくということです。

上記の運用をコツコツやることで、患者さまがネットで順番待ちしたほうが「お得」だと思っていただければ、確実にネット順番待ちの利用者が増えていきます。これによって、待合や駐車場の混雑緩和、院内感染リスクの低減などの効果が出てきます。

 

<予約制の病院・クリニックの業務フロー>

1.予約受付

電話での予約は、診療予約システムに登録していきます。
それと同時に、空いている時間帯にはネット予約も入ってきます。
ネットは24時間受付けですので、当然受付時間外にも入ってきます。

2.来院受付

診療予約システムで来院の受付を行います。予約のない患者さまの場合も、いったん予約を取るかたちで登録し、受付処理を行います。

以上、予約制の場合は、業務フローにはほとんど影響がありません。紙の予約表を、診療予約システムに移行すること。この1点につきます。

それではまた、次回のエントリーで。
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>>診療予約システム「診療予約2013」

 

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