「診療予約2013」の開発にかけた想い

診療予約システムをお探しですか?
それでは、早速はじめましょう!

このブログもようやくエントリー数が50となりました。ちょっとした節目なので、今回はシステムの運用などの細かい話を離れて、「診療予約2013」の開発にかけた想いについて書いてみたいと思います。

「診療予約2013」の構想を練り始めたのは、2010年のことです。当初は、同業他社のシステムをベンチマークにして診療予約システムを新しく開発し、その完成度や他社にない付加機能で勝負しようかと考えていました。

しかし検討を進める中で、業界を超えて他の予約システムを見てみると、本当にそれでいいのだろうかと疑問に思い始めたのです。例えば美容サロン業界では、「予約が売上をつくる」というコンセプトの元に、よりユーザー目線で作られたシステムが定着していました。その他にも、初期費が格段に安かったり、インターフェースに優れていたりするシステムがしのぎを削っていたのです。誰もが感じているとおり、ソフトウェアもハードウェアも日進月歩の時代です。このまま従来の延長線上に新しい診療予約システムを開発することが、本当に医療業界や当社の未来にとって意味があるのだろうかと考えた始めたのです。

診療予約システムは、クリニックの業務効率化だけでなく、患者さんにも喜んでいただける仕組みです。この仕組みをもっとたくさんのクリニックに導入していただき、喜んでいただける患者さんを増やしたい。「社会と医療を結び付ける」という当社のミッションを達成するには、時代のスピードに合わせて、まず私たちから変わる必要があるのではないだろうか?いやむしろ、時代のスピードより速く動き出すべきではないか。

そこで私たちが考えたのが、「新しい診療予約システムを、初期費無料、利用した機能・期間しか料金が発生しないSaaS型(Software as a Service)で提供できないか?」ということです。

当時の診療予約システムというのは、初期費用が20~100万円のものばかりで、決して安いものではありませんでした。もし初期費無料の診療予約システムを実現できれば、業界初となる全く新しい試みとなります。初期費0円で利用した機能・期間しか料金が発生しないSaaS型で提供できれば、導入のハードルはぐっと下がります。今まで費用面で検討を断念されていたクリニックにも、より気軽に検討していただき、導入していただけるかもしれません。「システムを購入する時代から、サービスとして利用していただく時代へ」。その流れを医療業界でつくることができたら、診療予約システムの普及速度はもっと速くなると考えたのです。

しかし、従来の延長線上のシステムでは、間違いなくそれを実現することはできません。何故なら、従来型のシステムは訪問して導入・操作説明をすることが前提でつくられており、導入の工数を考えるとシステム会社の負担が大きくなりすぎるからです。それではビジネスモデルとして成り立たちません。

そこで私たちは、今までの考え方を一切捨てて、圧倒的に簡単な初期設定と、直感的な操作ができる診療予約システムをゼロベースで開発することに決めました。

そして生まれたのが「診療予約2013」です。

「診療予約2013」はその開発段階で応募した、公益財団法人 東京都中小企業振興公社が実施する「平成23年度 新製品・新技術開発助成事業」にて新規性や市場性を評価していただき、助成対象に採択していただきました。

また2013年4月のリリース後は、多くの開業医や受付スタッフの方々に、「ひとりで導入できた!」「すごく使いやすい!」「診療予約2013は安かろう、悪かろうではないね!」という評価をいただいており、全国からお問合せをいただけるようになりました。本当に嬉しい限りです。

3年前に考えた「診療予約2013」の開発にかける想いを1つずつかたちにしていき、実際にクリニックやその患者さんに喜んで使っていただけるところまで来られたのは、自分たちにとっても大きな一歩になったと感じています。

「診療予約2013」は、システムの使いやすさや完成度はもちろん、価格・その他のサービスも含めて自信をもっておすすめできるソフトウェアです。これからもクリニックの皆さまや患者さんの声を取り入れ「診療予約2013」を改善していきたいと思いますので、診療予約システムをご検討の際は、是非そのラインナップに加えていただければと思います。

それではまた、次回のエントリーで。
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>> 診療予約システム「診療予約2013」は初期費0円!

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