患者さんのネット予約利用率に影響する4つの要素

診療予約システムをお探しですか?
それでは、早速はじめましょう!

今回は、ネット予約の利用率に影響する要素について書いてみたいと思います。

皆さんは、診療予約システムを導入した場合に患者さんのネット予約の利用率がどのくらいになるのか気になりませんか?実はネット予約の利用率というのは、クリニックによって結構差が出る部分です。同じ予約システムを使っていても、20%ぐらいのところもあれば60%を超えることもあります。では、この差は何によって生まれるのでしょうか。

※ここでの患者さんのネット利用率とは、1日の患者さんのうちネットから予約を取った患者さんの割合のことです。

1. 患者さんの年齢層
患者さんの年齢層が低いほどネット利用率は高くなります。当然、モバイル機器やパソコンの利用率との関係もありますし、年配ほど時間に余裕がある方が増えるので、ネット予約の利用動機が薄いということも関連しているでしょう。やはり若いお母さんが多い小児科はネット予約利用率が最も高くなり、その他の診療科は年齢層がバラバラですのでそれよりは低くなる傾向があります。

2. もともと待ち時間が長いかどうか
診療予約システムを導入する前に混雑していたクリニックほど、患者さんのシステム利用率は高まります。また、高い水準の利用率に到達するまでの期間も短くなる傾向があります。患者さんが日頃抱えていた不満を、診療予約システムが低減するインパクトの大きさによって利用率に影響が出てくるのです。

3. 次回予約を取るか取らないか
当たり前ですがクリニックで次回予約を取るか取らないかによってもネット利用率は変わってきます。次回予約を取る場合は、患者さんが予約する必要がないため、その分予約システムからの予約が減るからです。従って、予約制のクリニックと当日順番待ちのクリニックでは、後者のほうがネット予約利用率は高くなる傾向があります。

4. 予約システム利用促進の積極性
予約システムを導入していただいても、その存在を患者さんにしっかり告知しなければ当然利用率は上がってきません。「診療予約2013」には、院内で掲示したり配布したりする便利ツールが用意されています。これらを患者さんの目のつくところに設置していただくことで、予約システムの存在を告知することができます。

特に受付スタッフの方が中心となって、積極的に行うことで利用率は確実に高まります。患者さんにとっては非常に便利なものですから、しっかり案内すれば、ちゃんと使ってくれるようになるのです。また、Webサイトやソーシャルメディアなどを活用して、予約システムの告知・誘導を行うことでも利用率は高まってきます。

以上、ネット予約利用率に影響を与える項目をあげてみました。1~3は「コントロールできない」あるいは「しても意味がない」要素ですが、4はクリニック側でコントロールできる部分です。特に診療予約システムを導入したての頃に、どのぐらいきっちりと告知、利用促進できるかは大きなポイントとなりますので、しっかり準備して頑張ってみてください。きっと患者さんも喜んでくれるはずです。

それではまた、次回のエントリーで。
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