診療予約システムをお探しですか?
それでは、早速はじめましょう!
今回は小児科によくある運用方法について見てみたいと思います。
小児科クリニックでは、予防接種・乳児健診だけを予約制にし、一般診療と区別して行う運用をとることがあります。これは、ワクチンの在庫管理の面や診察効率の面からいって合理的な考え方だと思います。一般的には、午後の一般診療の前に、1~1.5時間程度を予防接種・乳児健診の時間帯を用意して予約制にするクリニックが多いようです。
このように午前・午後の一般診療は受付順番制で、予防接種・乳児健診のみが時間予約制ということになった場合、診療予約システムは使えるのでしょうか?
実は、診療予約システムには受付順番制にしか対応していないものもあり、そういったシステムを使っている場合は、予約制の部分はシステムを活用することができません。同様に時間予約しかできないシステムでは、肝心の受付順番制の対応ができないということになってしまいます。
「診療予約2013」のように受付順番制と時間予約制の両方に対応できるシステムであれば、時間帯によって受付方法を変更する運用ができます。「診療予約2013 複合版」を利用すれば、午前と午後の一般診療の時間帯は順番予約が取れるようになり、予防接種・乳児健診は時間指定の予約が取れるようになります。
特に開業時には、このように2つの受付方法で利用できる予約システムを選んでおくことが非常に重要なポイントです。例えば開業当初は完全に受付順番制をとっていた場合でも、しばらくすると患者さんの増加や待ち時間の問題などが発生して、何らかの運用変更を検討する可能性が高いです。特に小児科は、上記のような運用をされることが多いので、運用変更の可能性も含めて診療予約システムを選んでおいたほうがよいでしょう。
以上、小児科でよくある運用方法である、予防接種・乳児健診だけ予約制という運用と診療予約システムについてご説明させていただきました。診療予約システムを選ぶ際には、将来の運用変更の可能性も視野に入れて検討することが大事だと思います。
それではまた、次回のエントリーで。
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