診療予約システムをお探しですか?
それでは、早速はじめましょう!
今回は、患者さんから見た診療予約システムについてです。
ネット予約は患者さんにとって、とても便利なものです。診療予約システムを利用される病院・クリニックの方も、当然そのことは理解されていますが、患者さんが実際どんな状況で利用しどのぐらい便利に感じているかを立ち止まって考えることは少ないと思います。今回は患者さんがネット予約をする典型的なシチュエーションを挙げながら、その心理の部分を少し掘り下げて書いてみたいと思います。
1. 休診日に翌日の予約
休診日にネット予約をされる患者さんの中には、「本当はできれば今日診てもらいたい」と思っている患者さんも多いでしょう。診療予約システムが無いと「診てもらえない」うえに「予約も受付けてくれない」ということになります。もっと言うと「明日予約が空いているかどうかもわからない」という状況です。
診察は明日でいいと思っていたとしても、この状態では「もしかしたら、明日は予約いっぱいかもしれない。だったら今日行ける他の病院はあるだろうか?」という発想になりかねません。逆に、休診日でも予約受付が可能だったり、予約の空き状況が確認できるのは、患者さん、病院・クリニック双方のメリットになります。
2. 夜間に翌日の予約
夜間に具合が悪くなった場合、症状が相当悪くない限りは、当日診てもらうこと自体は諦めているでしょう。1のケースのように、この時間に予約ができなくても「別の病院を探そう。」とはならない可能性が高いですが、もしその場で予約状況がわかるとしたら「とても便利なクリニック」だと必ず思っていただけます。その時点で、他のクリニックとの明らかな差別化ができるでしょう。こういった経験を一度でもした患者さんは、よほどの理由がない限りあなたのクリニックを離れることはありません。患者さんは、とにかく便利、とにかく安心だと感じているはずです。
3. 朝の受付開始前に予約
これは、予約制のクリニックと、順番待ち制のクリニックで比較してみましょう。予約制で、受付が始まるまで電話がつながらない場合、患者としては「今日、診てもらえるのか」が蓋を開けてみるまでわかりません。それであれば、近くにある順番待ちのクリニックに少し早く並んだほうが確実だと思うかもしれません。
しかし、予約制でネット予約ができれば受付時間より前に判断ができます。患者としては朝早く並ぶよりは予約できたほうが良いわけですから、ネットで予約状況がわかるか否かは思っている以上に重要な情報なのです。
朝の予約は、このような状況で行われていると想像してみてください。特に働いている方などは、会社への連絡のため早く時間の目途をつけたいと考えています。もしかしたら、いつも来てくれていた患者さんが別のクリニックに行ってしまっている可能性は大いにありえます。
以上、3つの典型的なシチュエーションごとに見てきました。どのケースでも言えることは、患者さんは具合が悪いから病院に行くケースがほとんどで、そんなつらい状況で自宅に居ながらにして予約ができるかどうかがわかることは本当に便利で安心だということです。
ちなみに、診療予約システムを利用すると40~60%ぐらいの方がネットから予約をしてくれます。この数字を見ても「患者が求めている」サービスであると言っていいと思います。患者さんにとっては、とにかく、便利で安心なのです。
それではまた、次回のエントリーで。
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