システムの柔軟性と使いやすさのトレードオフ

診療予約システムをお探しですか?
それでは、早速はじめましょう!

今回は、診療予約システムの「柔軟性」と「使いやすさ」について書いてみたいと思います。

当然ですがシステムには仕様というものがあり、その仕様どおりにしか動かないようになっています。一般的に、仕様がシンプルだと使いやすいシステムになりますが、一方でユーザーのやりたいことができない可能性は高まります。反対に、様々な機能を持ちユーザーごとにカスタマイズできる仕様にすると柔軟性は確保できるかもしれませんが、あまり使われない機能まで抱えることになり、多くのユーザーにはかえって使いにくくなってしまいます。このように、システムの柔軟性と使いやすさはトレードオフの関係にあり、簡単には両立できません。

同じユーザーが使う場合にもジレンマがあります。それは、自分がはじめて使う時は、複雑だと分からなくなるのでシンプルなほうが良く、使い慣れてくると細かい設定や柔軟性がないと不満に感じるという習熟度との関係で生じるジレンマです。

診療予約システムのような業務用システムにおいて柔軟性を増すということは、「設定できる項目を増やす」ということとほぼ同義だといえます。設定できる項目が多ければ、それぞれの病院・クリニックの運用にあわせて設定をカスタマイズできる可能性が高まります。一方、それらの項目を使わないユーザーにとっては、項目だけ多くて必要な項目がどこにあるかわからない使いにくいシステムになってしまいます。

このように「使いやすさ」をとるのか「柔軟性」をとるのかということは、単純に見えて意外に悩ましい問題であると同時に、システムメーカーが決めておくべき開発コンセプトの重要事項だと思います。また、これはどちらのほうが技術が優れているという問題ではなく、システムメーカーの考え方の違いだということになります。

ちなみに、「診療予約2013」は「使いやすさ」を重視して開発された診療予約システムです。そのため、100クリニックに1クリニックしか使わないような機能・設定項目は実装していません。院長先生、受付スタッフ、患者さんが、シンプルでわかりやすく簡単に使ってもらえるように機能や設定項目は精査されています。ですので、残念ながらすべての病院・クリニックで必ず要望に合った使い方ができるシステムではないかもしれません。そのため部分的にはシステムに合わせて運用を工夫していただくこともありますが、そのことが大きな障害になることは滅多にありません。

一方で、患者さんの目線、受付スタッフの方の目線で見た時に、この機能や設定が無いと「患者さんが便利に使えない」「現場が混乱する」というようなことが起こらないように設計してありますので、業務効率化のツールや患者さんへのサービスとして、十分に喜んでいただけるシステムであると考えています。

診療予約システムをはじめてご利用いただく開業医の皆さまには、まずは「診療予約2013」を60日間無料お試していただき、シンプルだけど運用に十分耐えうる機能と性能を実感していただきたいと思います。

それではまた、次回のエントリーで。
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