診療予約システム(順番待ち版)」カテゴリーアーカイブ

順番待ち制で利用する診療予約システム

小児科に適した診療予約システムの条件は?

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今回は小児科で活躍する「診療予約2013」の機能についてまとめてみたいと思います。

予約や受付の仕組みにおいて小児科が他の診療科目と違う点は、親がこどもの予約を取るという点です。同様に、こどもが複数いる場合の予約も特殊だと言えますので、それに適した診療予約システムを選ぶことが大切です。

では、そんな小児科にフィットする機能とはどんなものでしょうか?

 

小児科にフィットする機能その1

まず1つ目が、患者さんの利便性に関する機能です。結論から言うと、患者さんが利用する予約システムが「ログインして、患者を複数登録しておけるシステム」かどうかという点です。

診療予約システムには2種類あり、1つはログインして患者を複数登録しておけるシステムで、もう1つは毎回、1名ずつ診察券番号や名前を入力して利用するシステムです。

前者の場合、最初に一度だけ患者データを登録しておけば、以降は名前を選ぶだけで予約が取れてしまいます。一方、後者の場合、診察券番号を暗記している人は稀なので、予約システムを利用する度に診察券を出さなくてはなりません。

こどもが複数いる場合は、前者の場合だと選べばいいだけですが、後者の場合はそれぞれの診察券を出して入力しなくてはなりません。患者さんのことを考えると、1年に何十回と足を運ぶ必要のある小児科においては後者は明らかに不便で面倒です。また、中にはインフルエンザ注射をこどもと同時に接種したいという親もいると思いますので、同様に親の名前を登録しておけばとてもスムーズに予約が取れます。少しの違いですが、この仕組みは本当に小児科の患者さんに喜ばれます。

小児科にフィットする機能 その1

一方で、「前者は毎回ログインするのが面倒なのではないか?」という質問をいただくことがありますが、心配ありません。ガラケーであればブックマークから自動ログインできますし、スマホではブラウザがID/PWを覚えておいてくれますので実際は「ログイン」ボタンを押すだけになります。このようにログインすること自体は、実は全く手間ではないのです。

前者はいつも持ち歩いてる携帯・スマホがあればいつでもどこでも利用できますが、後者の仕組みだと診察券も手元にないと予約ができないということになります。予約したいときにいつでもできる仕組みの方が当然患者さんは便利ですし、クリニック側の機会損失も減ります。

特に小児科では、この仕組みの違いが患者さんの利便性に大きく関わってきますので、是非ログイン型で患者さんを複数登録できる診療予約システムを導入されることをお勧めします。

 

小児科にフィットする機能 その2

そして2つ目は、受付スタッフの業務効率化に関する機能です。「診療予約2013」には、着信ポップアップシステムと関連患者リストという機能があります。これは、同じ電話番号や同じ親のお子様を関連患者としてシステムが認識する仕組みで、特に予約制のクリニックなどで便利に使っていただけます。

例えば、親の「しんりょうはなこ」さんが、こどもの予約を取るために電話をかけてきた場合、着信ポップアップ機能によって、登録してある電話番号から「しんりょうたろう」くんと「しんりょうじろう」くんの患者データが呼び出されます。これによって、親の電話番号で複数のこどもを同時に呼び出せるため、患者検索をする必要がなくなります。あとは、どちらの予約かを聞いて選択するだけですので、受付がスムーズになり大変便利です。この機能の詳細は、「こんなに便利!着信ポップアップシステム」というエントリーに記載してありますので、是非ご確認いただければと思います。

以上のように、小児科は親がこどもの予約を取る点、そしてこどもが複数いることがあるという点で、少し特殊なニーズが出てきます。これらのニーズをうまく取り込んだ診療予約システムを選ぶことが、小児科のシステムの選定ポイントになると思います。

それではまた、次回のエントリーで。
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関西エリア独特?電話で順番待ちサービス。

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最近、関西方面のお客様とお話していて気付いたことを書いてみたいと思います。

実は私も兵庫県出身なので、関西方面のお客様とお話しするととても親しみを感じてしまいます。特に先生方のように落ち着いた話し方をすると、関西弁はとてもやわらかくて温かい言葉だなと最近感じるようになりました。

さて、先生方とお話しして気づいたことというのは、あまり関東や他のエリアでは見ない「電話で順番待ち」という受付方法についてです。

電話で順番待ちというは、受付順番制を採っているクリニックにおいて、電話で順番を予約できる運用のことです。今はこれと同じことをネット予約が行ってくれるのですが、まさにその先駆け?ともいえる方法です。そして、この運用は首都圏はもちろん、他の地方でもあまりお目にかかることはありません。

ここからは私見ですが、関西の方、特に大阪の方は待ったりするのが苦手な方が多いイメージがあります。実際、大阪の方言で「いらち」という言葉がありますが、これは「せっかち」「気が短い」という意味で大阪人の一つの気質を表した言葉ではないかと思います。

そんな大阪の方には「順番待ちしてじっと待ってるのが嫌」という人が多く、慣習的に「順番待ちやけど、電話してくれたら順番取っときます」という先進的な?運用が多くなったのではないかと思います。

しかも、診療予約システムをご利用され、ネット順番待ちができるようになっても、この「電話で順番取り」の運用はそのままにされているクリニックも多いです。患者さんにとっては単純に来院して並ぶだけでなく、電話で順番待ちやネット順番待ちという選択肢が増えるので、とても便利だろうなと思います。

一方でクリニック側から見ると、電話で順番待ちによって電話応対業務が増えるため、それを導入することは、患者さんへのサービス精神の表れと捉えることもできます。そう考えると、関西人の「いらち」な気質と、大阪商人の「サービス精神」が合わさって生まれた、このエリア独特の受付方法なのかなと思ってしまいます。他のエリアでも行っているのかご存知の方がいらっしゃいましたら、おしえてください。私のただの思い込みかもしれませんので。

それではまた、次回のエントリーで。
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診療予約システムに本当に必要な機能とは?

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今回は、診療予約システムを選ぶ際に本当に必要な機能について書いてみたいと思います。

ご存知のとおり、システムにはパッケージソフトウェアとカスタムソフトウェアがあります。前者は、業界別や業務別に汎用的に使えるように設計されたシステムであり、後者は単独ユーザーのために設計された専用システムのことです。

診療予約システムにおいては、パッケージシステムがほとんどで、自院専用のシステムを一から開発することは珍しいと言えるでしょう。理由としては単純にコストの差がかなり大きいということが考えられます。パッケージソフトは初期費0~50万円ぐらい、ランニングコストが月1万円前後というのが相場です。一方、全く一から予約システムを開発しようと思ったら、数百万~数千万円の投資が必要となるはずです。

また、診療予約システムはパッケージソフトのラインナップが充実しているので、自院にフィットする診療予約システムを見つけられるということでもあるでしょう。

クリニック側から見れば最もフィットする診療予約システムというのがあるはずですので、それを選択することができれば問題ありません。一方で、診療予約システム側から見ると、すべてのクリニックにフィットするシステムというのは存在しないと思います。というのは、もしそんなすばらしいシステムがあったとしても、それはとても使いにくいシステムになってしまい、普通の人には使えないものになってしまうからです。

クリニックには、診療科や受付方法、患者層や混み具合、運用ポリシーなど様々な変動要素が存在します。これらの要素の数は無限といっていいほどですので、すべてを満たそうとすると設定項目が複雑になりすぎてしまいます。そのため、例え完璧なソフトウェアの開発を実現できたとしても、実際はとても使いにくいソフトになってしまうことが予想されます。

というわけで、診療予約システムは各社それぞれの開発コンセプトによって、機能を増やしたり絞ったりしてあります。そのため、システムを検討する際は、自院が必要とする機能を満たしているソフトを選べばよいということになりそうですが、ここでもう1つ気をつけるべきことがあります。

それは、診療予約システムを導入する目的達成のための機能の完成度についてです。

システムの検討の際によくあるのは、求める機能や利便性だけを追いかけているうちに、本来の目的がおろそかになってしまうことです。例えば、本来の目的が「院内待ち時間の短縮」なのに、検討しているうちに関係のない「便利な●●機能」「業界初の●●機能」などに目を奪われ、悪い意味で総合的に判断してしまうなどが考えられます。

本来であれば、目的達成のための機能の完成度をよく確かめたうえでその違いを重く評価すべきですが、いつの間にか重みづけができなくなってしまうことがあるのです。

本来の目的が「院内待ち時間の短縮」であれば、「待ち時間の計算方法」と「もうすぐ診察お知らせメールの配信タイミングの変更」がその肝ですので、その有無はもちろん、その完成度こそ比較しなくてはなりません。

逆に、この部分がしっかりしたシステムであれば、周辺的な機能は多少足りなくても問題ないかもしれません。なぜなら、肝となる機能とは違い、周辺的な機能というのは本当に必要かどうかは使ってみるまでわからないからです。

皆さんも仕事や日常生活で以下のような経験をしたことがあるはずです。

「買う前は色々機能があると便利かと思っていたけど、結局使ってない機能ばっかりだ。」
「機能がありすぎてむしろ不便に感じる。ゴチャゴチャして使いづらいだけだ。」
「機能としては確かにあるけど、よく考えてつくられてないので実際には使えない。」

どうでしょうか?もし心当たりがあるのであれば、まず第一に考えるべきは、本来の目的を達成することであり、それを実際に達成できるように開発されたシステムかどうかという点ではないでしょうか。

システムの検討をしていると、ついつい便利そうな機能の有無だけで比較してしまうこともありますが、本来の導入目的を忘れずに診療予約システムを選ぶことが重要だと思います。

それではまた、次回のエントリーで。
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ここが違う!マイページ型の診療予約システムの利点

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診療予約システムには患者さんがマイページにログインして利用するものと、毎回必要情報を送信して利用するものがあります。今回は、「診療予約2013」も採用している前者のマイページ型の診療予約システムのメリットについてまとめてみたいと思います。

「診療予約2013」がなぜマイページ型を採用しているかというと、開発コンセプトの1つに「かかりつけ医のための診療予約システム」を掲げたからです。ではなぜ、かかりつけ医にはマイページ型の診療予約システムが向いているのでしょうか?

 

1. 患者さんが何度も来院することを想定している

マイページ型の診療予約システムは、はじめて使う際にマイページ登録をしていただく必要があります。そのかわり、それ以降は「氏名」「診察券番号」「連絡先」などを毎回入力する必要がなくなります。要するに、初回登録してくれれば、患者さんは以後が楽になる仕組みですので、どちらかというと継続的に通院する患者さんに向いている仕組みになっています。かかりつけ医である以上は何度も来院することが前提となっていますので、マイページ型のほうが患者さんに便利に使っていただけるというわけです。

 

2. 複数の患者登録が可能

もう1つのマイページ型の利点は、マイページ内に複数の患者を登録しておけることです。小児科のように親が複数のこどもの予約を取る場合には、マイページに登録しておいた患者を選択すればよく、非常に便利です。もし毎回必要情報を入力する仕組みだった場合、こどもの診察券番号を覚えている親は少ないので、都度診察券を取り出して予約サイトに入力しなければなりません。こどものために何度も小児科に足を運ぶ親にとって、マイページ型はよく考えられた仕組みであり、大変喜ばれます。後者の場合は、毎回の入力が面倒なうえ、診察券が手元にないと予約もできません。継続して通院していただく患者さんには、圧倒的に前者が便利です。

 

3.マイページで予約日や待ち時間がすぐに表示される

診療予約システムの利点の1つは、患者さんが自分で予約日や待ち時間を確認できることです。マイページ型なら、マイページに自分の情報が常に表示されているので、この利点を何の問題もなく享受することができます。一方、マイページのないシステムの場合は、クリニックのサイトに行っても「自分の情報」は当然表示されません。もし確認しようとしたら、また診察券番号などを送信して問合せることになります。これははっきり言って不便です。両方のシステムが「待ち時間表示」の機能を持っていますが、後者のほうは患者さんが便利なかたちで実装されていません。後者は継続的に通院される患者さんには向いていないと思います。

このようにマイページ型は実際に利用される患者さんのためによく考えられた仕組みです。一方で、「マイページ登録が面倒で利用率が下がるのではないか?」という質問をいただくことがあるのでその点も見てみましょう。

利用率については、1日の来院の50~70%がネットからになります。都度入力型と比べたことがないので、相対的に高いか低いかわかりませんが、受付の業務量などを考えた場合、十分にインパクトのある数字だと思います。また、予約制ではその場で取る次回予約もあるので、純粋なネット予約率はさらに高いはずです。

ちなみに、患者さんがマイページ登録を行うのは、はじめて来院した時に待合室で行うことが多いです。もともと暇な待ち時間ですので、面倒とは思わずに登録をしてくれるのかもしれません。そもそも面倒といっても、1分もかからずに終わってしまいますので、大した作業ではないのですが・・・(参考: 診療予約2013のマイページ登録方法

もう1つマイページ登録のシーンとして考えられるのは、休診日や夜間などの予約の受付時間外です。予約制で明日の予約をしたくても受付時間外で電話がつながらない場合に、ネット予約を利用する動機が高まります。この時に、マイページ登録を面倒と思うか、夜なのに今すぐ予約が取れることが便利と感じるかの比較になりますが、多くの患者さんがマイページ登録して予約を取ることを選んでくれます。一度登録しておけば以後いつでも予約が取れるようになるので、継続して通院する可能性のある患者さんにとってはメリットのほうがデメリットを上回ることが多いのではないでしょうか。

以上、マイページ型の診療予約システムの利点について細かく見てきました。地域のかかりつけ医を目指しているクリニックの方には、患者さんのために是非マイページ型の診療予約システムを選んでいただきたいと思います。

それではまた、次回のエントリーで。
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クリニックの受付運用に潜むボトルネック

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今回は、眼科や整形外科などで発生する、「検査の後に診察を行う」場合の運用についてです。実は、診療予約システムを使うか使わざるかにかかわらず運用の注意点がありますので、ご紹介したいと思います。

わかりやすいように、以下のような単純化された運用ケースで見てみましょう。

・どの患者さんも必ず検査のあとに、診察を行う。
・所要時間は検査3分、診察5分とする。
・検査は前の人が終わり次第、ご案内して行う。

さて、患者さんが途切れなくいらっしゃったと仮定して、60分間の状況を想像してみてください。何か問題が起こるでしょうか?

60分後には20人の方が検査を終えているはずですが、診察が終わっているのは11名だけです。では後の9人はどうなっているのでしょうか?

12人目の人は、33分経過時点で検査を開始し、36分に検査終了して診察を待っている状態です。ということは24分間待っているということになります。典型的なシチュエーションで言うと、「中待合で待たされている」状態です。

さらに少し考えてみましょう。もしかしたら12人目の患者さんが来院したのは、30分経過時点かもしれません。要するに、来院してすぐに検査に入れたのでラッキーと思ったら、中待合で24分も待ったということもあり得るのです。患者さんのモヤモヤした不満が伝わってきそうな状況です。

しかし、「待合室で待つのも、中待合室で待つのも同じだから、問題ないのではないか?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。これはおっしゃる通りですが、診療予約システムの運用が絡んでくると、その限りではないので注意が必要なのです。

というのは、このまま運用してしまうと、「もうすぐ診察お知らせメール」が送られるタイミングが適切でなくなってしまい、結局院内待ち時間が長くなってしまうからです。ここは細かいので詳細は割愛しますが、「中待合」で待つ時間を勘案してメールが送られればいいのですが、システム上は「待合室」の待ち時間しかわからないため、適切なタイミングより早くメールが送信されてしまいます。そのため、患者さんが早く来院してしまい、結果的に院内待ち時間の短縮が図れなくなくなってしまうのです。

では、どうしたらこの状況を回避できるのでしょうか。

実はこれはTOC(制約理論)の考え方の基本となるもので、「ボトルネック(ここでは診察)の前工程に、ボトルネックの処理量を超える処理をさせてしまうと、ボトルネックの前に待ちが発生する状態」そのものです。

受付運用に潜むボトルネック

この場合の解決策は、ボトルネックの前工程にボトルネックの処理量と同じ量の処理をさせることです。このケースでいうと、キャパシティとしては検査は3分に1名できますが、あえてそ5分に1名しか行わないようにするのです。一見非効率に思えますが、結局1日に診られる患者さんの数は変わりません。なぜなら全体の処理量はボトルネックの処理量によって制約されてしまうからです。これにより、中待合の渋滞が解消し、待合室での待ち時間だけを頼りにして、正しく予約システムのお知らせメールを稼働させることができるのです。

実際の運用のイメージとしては、診察が終わる度に新しく検査に入ってもらうというかたちが理想的だと思います。

当然実際の運用では、検査の時間も診察の時間もぶれますので、中待合にバッファをもたせる意味で1~2名の患者さんに待っていただくのがよいでしょう。しかし、中待合の待ち時間を最適化するためには、検査は次々に行うのではなく、ボトルネックの処理量を超えないように行う必要があるのです。

それではまた、次回のエントリーで。
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追記: 実際にはこの状況を運用で回避する方法がもう1つありますが、長くなってしまうのでまた機会があれば書いてみたいと思います。

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